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2011年3月8日

「創エネ」&「蓄エネ」型急速充電システムを
全国の高速道路で初めて吹田サービスエリアに設置し
実証実験を開始

ニチコン株式会社
代表取締役会長 武田 一平
京都市中京区烏丸通御池上る
TEL.075-231-8461 FAX.075-256-4158
問合せ先  NECSTプロジェクト 統括
執行役員 古矢 勝彦

まえがき
 ニチコン株式会社は太陽光発電によるカーボンフリーエネルギーを蓄電し、系統電力と合わせて、電気自動車(EV)へ充電する「創エネ」&「蓄エネ」型急速充電システムを名神高速吹田サービスエリア(上り)に、全国の高速道路で初めて設置し、大阪府、西日本高速道路株式会社、日本ユニシス株式会社とともに「EV用蓄電池併用急速充電システム実証調査事業」として実証実験を開始します。
当社は、本社ビル屋上に自社製電気二重層コンデンサを用いた蓄電型太陽光発電システムを設置し、また、風力発電の大きく変動する発電量をリチウムイオン電池に蓄電することによって平準化する系統連系円滑化蓄電システムなどの開発に取り組んで参りました。これらのテクノロジーを基に、昨年までに京都府下の4ケ所に太陽光発電・蓄電機能付EV充電設備を納入しました。これらの設備は、これまで培ってきたバッテリーマネジメント技術、電気二重層コンデンサ技術、そして系統連系パワーエレクトロニクス技術の融合により実現したものです。


開発背景
 地球温暖化問題が世界的にクローズアップされており、環境問題への関心が高まる中、低炭素社会実現に向けた取り組みが世界各国で積極的に進められています。自動車業界では日本をはじめ欧米各国でEVの量産・開発が進んでいます。EVの普及を図るには充電設備を社会インフラとして整備することが欠かせません。こうしたニーズにこたえるために当社は急速充電スタンドおよび関連技術に取り組んできました。
 また当社は、三菱自動車工業株式会社のEV「i−MiEV」の発売当初より、車載充電器一体型DC−DCコンバータの供給を行っており、また、昨年より日産自動車株式会社のEV「リーフ」にも車載充電器の供給を開始しています。車載充電器とインフラとしての急速充電設備の両方を開発・量産することでEVの普及に貢献しています。
 今回開発した「創エネ」&「蓄エネ」型急速充電システムの最大の利点は、太陽光発電を蓄電して系統電力と合わせて急速充電することで、高額な受電設備工事を必要とせず、また電力契約の変更も伴わないことから、初期投資費用と維持管理費用を大幅に低減できることです。これにより受電設備容量に余裕がなくても設置することが可能となり設置場所を選ばないことから、高速道路のサービスエリアや過疎地域で撤退が相次ぐガソリンスタンドの代替としても期待でき、充電インフラの整備に貢献できます。


特 長
太陽光発電を蓄電して急速充電することで高額な受電設備工事を必要とせず、また電力契約の変更も伴わないことから、初期投資費用と維持管理費用を大幅に低減が可能。
このシステム1台で急速充電1台、普通充電1台のEVが同時に充電できる。


主な仕様
出力電圧 DC 50 V - 500 V (急速充電 、CHAdeMO)
AC 100 V (普通充電)
出力容量 50 kW (急速充電)
1.5kW (普通充電)
蓄電容量 36 kWh (リチウムイオン電池)
外形寸法 1,840 mm (W) x 1,300 mm (D) x 2,200 mm (H)
生産工場 ニチコン草津株式会社
滋賀県草津市矢倉2丁目3番1号
(ISO9001、ISO14001認証取得)


ニチコン株式会社概要
所在地 京都市中京区烏丸通御池上る
代表者 代表取締役会長 武田 一平
設立年月日 1950年8月1日
資本金 14,286百万円 (2010年3月末現在)
従業員数 7,315名 (2010年3月末現在 連結)
事業内容 電子機器用・機器用・電力用各種コンデンサ、機能モジュール、正特性サーミスタ、スイッチング電源、コンデンサ応用関連機器等の製造販売
売上高 84,484百万円 (2010年3月期 連結)


「創エネ」&「蓄エネ」型急速充電 吹田SAシステム
<「創エネ」&「蓄エネ」型急速充電 吹田SAシステム>
 
以 上

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