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2012年10月1日

リチウムイオン電池を用いた
小型・長寿命停電補償装置を開発


ニチコン株式会社
代表取締役会長 武田 一平
京都市中京区烏丸通御池上る
TEL.075-231-8461 FAX.075-256-4158
問合せ先:NECSTプロジェクト 統括
取締役 山口 忠博

 ニチコン株式会社は、蓄電デバイスにリチウムイオン電池を採用し、瞬低だけではなく停電補償にも対応できる定格容量50kVA〜100kVAの小型・長寿命停電補償装置を開発し、販売を開始いたします。本製品を10月2日(火)〜6日(土)幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2012」に出展します。

開発背景
 当社はこれまで瞬時電圧低下(瞬低)対策を目的とした電源バックアップ装置として電気二重層コンデンサ(EDLC)を蓄電デバイスとした瞬時電圧低下補償装置や、リチウムイオン二次電池を用いた蓄電型分散電源の開発・販売を行ってきました。
 日本国内の電力供給は、東日本大震災以降電源バックアップ装置の需要が高まる傾向にあります。本製品はこれらのニーズに応え、これまで培った技術とノウハウを活かし、瞬低だけではなく停電補償にも対応できる停電補償装置です。


主な特長
1. 低ランニングコストで省エネルギーです。
通常は商用電源より給電し、停電時には商用電源と切り離しリチウムイオン電池による電源供給する常時商用給電方式の採用により、定常運転(待機)時の電力ロスが少なく省エネルギーに貢献できます。
(省エネ効果:常時インバータ給電方式に対し待機時の消費電力を1/3〜1/5へ削減)
2. コンパクト設計、小型軽量により設置場所を選びません。
エネルギー効率の高いリチウムイオン電池を蓄電デバイスとすることで、バックアップに必要な蓄電容量を最適化し、小型・軽量化を実現しました。
3. リチウムイオン二次電池を搭載し、長寿命を実現しました。
耐久性の高いリチウムイオン電池を採用し、また、リチウムイオン電池の特性に合わせた最適制御を行うことで電池の長寿命化が期待でき、蓄電部の保守メンテナンス費用が低減できます。(期待寿命15年)
4. 無瞬断切り替えと高い同期性能
デジタル制御による高速サンプリングの電源監視により、停電時に無瞬断(2m秒以下)で商用電源から自動で電池出力へ切り替えることができます。また、復電後の系統連係時には高い同期性能により、瞬時に安定した切り替え動作を可能にしています。
これにより、非同期(位相の異なる)の電源や、周波数の異なる電源が起動するまでの補償電源としても活用でき、非常用発電機とのハイブリッド制御では無瞬断・長時間バックアップ電源システムを実現できます。
5. 補助金対象
リチウムイオン電池搭載バックアップ電源は政府補助金対象となっており、補助金制度が適用された場合、工事費を含む導入費用の3分の1の補助金を受けることができます。


主な仕様


項目 仕様
交流入力 定格電圧※1 AC200V±10%/AC420V±10%
定格周波数 50/60Hz共用±5%
相数及び線数 三相3線
交流出力 定格電圧 入力電圧±5%
定格周波数 50/60Hz共用±5%
相数及び線数 三相3線
定格容量 200V級 50kVA〜100kVA
400V級
総合効率(定常時) 98〜99%
補償時間※2 5分
蓄電方式 リチウムイオン電池

※1 その他の電圧も対応できます。(例 AC220V/AC440V)
※2 その他の補償時間も対応できます。

生 産 工 場 ニチコン草津株式会社
滋賀県草津市矢倉2丁目3番1号
(ISO9001、ISO14001認証取得)


<外 観>
リチウムイオン電池を用いた小型・長寿命停電補償装置

リチウムイオン電池を用いた
小型・長寿命停電補償装置

 
以 上

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