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2015年10月5日

業界最高105℃750V定格のアルミ電解
コンデンサを実現する新規電解質を開発


ニチコン株式会社
京都市中京区烏丸通御池上る
TEL.075-231-8461 FAX.075-256-4158
問合せ先 コンデンサ事業本部長 関 正信

 ニチコン株式会社は、高電圧電力変換装置を主な用途とする105℃品で750V以上に 耐え得るアルミ電解コンデンサ用電解液に必要な新規電解質を開発し、量産に必要な独自技術を確立したことで、105℃750V定格に対応する電解液の実現に目途をつけました。
 10月7日(水)〜10月10日(土)幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2015」にて技術説明を行います。

開発背景

 ニチコンはいち早く高電圧対応コンデンサ開発に着手し、2005年に85℃750V対応のネジ端子形アルミ電解コンデンサの量産化を実現しました。
 市場のハイパワー化・高効率化も相まって高電圧化のニーズはますます高まってきており、さらなる高信頼化、高温度対応化が必須性能になってきております。この様な市場ニーズに応えるべく、電解液の高耐電圧化に資する「分子レベルの設計・合成」コンセプトに基づき、国立大学法人三重大学様と共同研究を進めた結果、105℃で750V以上に耐え得る新規電解質を開発しました。

主な特長

 今回開発した新規電解質は新規二塩基酸を分子レベルで設計・合成することで、必要性能である高電圧化・高耐熱性を分子構造との相関で明らかにし最適な分子構造としました。
 この新規設計電解質を用いることで、従来の85℃750V対応をグレードアップした105℃750Vのアルミ電解コンデンサの実現が可能となりました。
 今後はさらに耐電圧性能800V以上の商品の実現に向け開発を加速します。

以 上
 

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