前のページに戻る

2018年4月16日

105ºC 800V対応電解液を実現

ニチコン株式会社
               京都市中京区烏丸通御池上る
TEL.075-231-8461 FAX.075-256-4158
問合せ先:執行役員コンデンサ事業本部長 関 正信

 ニチコン株式会社は、高電圧電力変換装置を主なターゲットとする105ºC 800Vに耐え得るアルミ電解コンデンサ用途の新規電解液を開発し製品化に必要な技術を確立しました。
 4月18日(水)〜20日(金)幕張メッセで開催される「第33回 電源システム展」にて技術説明を行います。

開発背景

 当社はいち早く高電圧対応コンデンサ開発に着手し、2015年に105℃750V以上に耐え得る新規電解質を開発しました。
 産業機器を中心とする市場のハイパワー化・高効率化も相まってアルミ電解コンデンサへの高耐電圧化のニーズは高まってきており、加えて高温度対応も必須性能になっています。この様な市場ニーズに応えるべく、電解液の高耐電圧化に寄与する「分子レベルの設計・合成」コンセプトに基づき、国立大学法人三重大学様と共同研究を進めた結果、105℃で800Vに対応する電解液を開発しました。

主な特長

 今回採用した新規電解質は新規二塩基酸を分子レベルで設計・合成しています。必要性能である高耐電圧化・高耐熱性に関しては分子構造との相関を掴み、最適な分子構造を特定しました。これに加え、耐電圧向上剤や添加剤の組み合わせを調整することで、電解液の耐電圧特性800Vを可能にしました。
 今後、新規電解質を用いた電解液組成のさらなる最適化を行い、耐電圧性能800V以上の製品提供に向け開発を加速します。

以 上

ページの先頭に戻る