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2010年3月18日

雨天でのカーボンゼロ充電を可能にした
系統連系型太陽光発電・蓄電機能付充電設備を
政令指定都市で初めて京都市西京極総合運動公園に設置

ニチコン株式会社

 ニチコン株式会社は、蓄電機能付太陽光発電と電気自動車用充電設備をシステム化した太陽光発電・蓄電機能付充電設備を京都市西京極総合運動公園に設置します。
 太陽光発電によるクリーンエネルギーを蓄電することで安定供給はもとより、雨天や夜間でもカーボンゼロでの電気自動車への充電が可能になりました。蓄電部にはリチウムイオン電池と自社製電気二重層コンデンサ“EVerCAP”を搭載したハイブリッド型蓄電バンクを採用しました。電気二重層コンデンサ“EVerCAP”はリチウムイオン電池より低抵抗であり、天候の変動による太陽光発電量の変動に対して効率的な蓄電が可能です。また、電気二重層コンデンサの充放電反応は、電極界面での電解質イオンの吸脱着反応だけであるため、電極での化学反応を伴うリチウムイオン電池と比較し、特性劣化が極めて少ないという特長を有しており、急峻な充放電を電気二重層コンデンサが行うことによりリチウムイオン電池の長寿命化にも貢献します。
 当社は、本社ビル屋上に電気二重層コンデンサを用いた蓄電型太陽光発電システムを設置し、また、風力発電の大きく変動する発電量をリチウムイオン電池に蓄電することによって平準化する系統連系円滑化蓄電システムなどの開発に取り組んで参りました。本設備は、これまで培ってきたバッテリーマネジメント技術、電気二重層コンデンサ技術、そして系統連系パワーエレクトロニクス技術の融合により実現したものです。

概要・開発背景
 地球温暖化問題が世界的にクローズアップされており、環境問題への関心が高まる今日、低炭素社会実現に向けた取り組みが世界各国で積極的に進められています。日本は、エネルギー変換効率では、世界トップクラスの実績を誇っていますが、クリーンエネルギーの導入では、残念ながらヨーロッパやアメリカにリードされています。その理由として天候要因等により太陽光の日照時間が必ずしも長くないこと、安定した風が吹く地域が限られていることなどが挙げられます。これらの自然現象を変えることは困難ですが、クリーンエネルギーを効率よく蓄電することによりカーボンゼロエネルギーの活用機会を拡大することが可能となります。そこで技術革新の目覚しい蓄電技術とクリーンエネルギーを組み合わせて雨天でも電気自動車へのカーボンゼロ充電を可能とする太陽光発電・蓄電機能付充電設備を開発しました。

特 長
太陽光発電エネルギーによるカーボンゼロ充電
  太陽光発電によるクリーンエネルギーを蓄電バンクに蓄え、この蓄電エネルギーを電気自動車へ充電することでCO2削減に貢献します。
蓄電機能付きで安定した充電能力
  天候に左右される太陽光発電エネルギーを効率よく蓄電バンクに蓄え、安定したエネルギーとして利用します。この蓄電機能により、雨天などの天候にかかわらずいつでも充電可能です。
蓄電機能付きで停電しても利用可能
  蓄電機能により、災害時等商用電源が停電した場合でも充電可能です。


主な仕様
定格電圧 AC 200V (単相)
装置容量 10kVA
充電時出力容量 3kW
定格周波数 60 Hz
蓄電容量 20MJ
寸法・質量 (屋外品)幅1200×奥行840×高さ1830(mm) 700kg
生産工場 ニチコン草津株式会社
滋賀県草津市矢倉2丁目3番1号
(ISO9001、ISO14001認証取得)



<太陽光発電・蓄電機能付充電設備>
 
以 上
太陽光発電・蓄電機能付充電設備


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