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Job & People ニチコンで活躍する先輩社員からのメッセージ
開発
ニチコン製箔 富田工場
2012年入社
自然科学研究科 材料生産システム専攻
 
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職場環境・生活環境
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 私の職場は、アルミ電解コンデンサに使われる電極箔開発を担っています。
 職場には比較的若い技術者が多いため、何事にも前向きに取り組むエネルギーに満ち溢れています。配属されて教育期間が終わると開発テーマが与えられるのですが、若い時から責任ある仕事を任せてもらえる環境にあります。しかし同時に、他社との競争に打ち勝つため、スピード感を持った責任ある仕事が求められます。
 職場は北アルプスに近いこともあり、夏は高原の気候で非常に過ごしやすい環境です。特に冬季長野オリンピックが開催された白馬村に近いことから、冬はスキーやスノーボードに日帰りで出かけられる地理的なメリットがあります。
 
私の仕事、その魅力・やりがい
 当社のコアビジネスである「アルミ電解コンデンサ」の性能を決定づける電極箔の研究・開発を担っています。優れた新電極箔の開発はアルミ電解コンデンサの高特性化につながるため、重要な役割です。電極箔の製造は、材料であるアルミニウムの表面を粗面化し高い静電容量を得ることを目的としたエッチング工程、誘電体になる酸化アルミ皮膜を形成する化成工程の2つに大別されます。私は特に化成工程を担当し、高容量と信頼性を両立した化成方法を開発することが使命です。化成工程に利用される有機酸や無機酸をはじめとする化学薬品の組み合わせは数百通り以上存在し、それぞれの組成によって製品箔の電気特性が違ってくるため、無機・有機化学の知識はもとより、化学工学の考え方も必要です。それらの知識を包括的に組み合わせ、効率的な製造プロセスを組み立てるために、実験室でのビーカーレベルの検討からスタートし、最終的に自らが開発した新プロセスに沿って実際に製造マシンを動かしています。ビーカーレベルで計画した液濃度や温度に調整して量産製造された電極箔が狙い通りの電気特性を実現し、製品工場へ出荷される時の達成感はひとしおです。
 
成功談、失敗談
 私が開発を担当した新プロセスを、実際の製造マシンを使って実証実験した時のことです。
 1回目は想定どおりの電気箔特性が得られましたが、2回目の実験では、想定以上に特性が向上をしているということが判明しました。この差について、通常であれば誤差範囲として見過ごす所でしたが「なぜ?」と疑問を持ち、プロセス条件について一度立ち止まって詳細な分析をおこなったところ、旧来のプロセスでは影響がないと判断されていた1ヵ所の溶液の組成が、新条件では最終的な箔の電気特性に重大な影響を与えていることが判明しました。この経験が、さらなる高特性箔を製造するヒントとなり、量産工程に応用して成果に結び付けることができました。
 
私の新入社員時代
 私は応用化学専攻で、学生時代は窒化ガリウムや蛍光体などの無機粉末の合成をしていました。新入社員として配属された今の職場では電子部品の材料開発に携わることとなり、ほとんどが未知の世界でした。自分で調べるのはもちろんのこと、わからない点はすぐに先輩に質問し、内容をノートにまとめて、一日でも早くすべての基礎知識を覚えようと努力しました。もちろん今でも、勉強は継続中です。
 
これからの目標
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 今あるプロセス条件の改善を継続しつつ、今までの常識を覆した新プロセスを開発することによって、より安価に、使い勝手の良い電極箔を提供できるようになることです。また、電子部品は熾烈なグローバル競争にさらされている分野でもあるため、他社とは違ったオリジナル技術の開発をいち早く行い、常に喜ばれる箔の開発・提案をし続けられる技術者になります。
 
入社動機
 ニチコンの「電気を蓄える」というフレーズに対して強く興味を惹かれたことを覚えています。今の世の中、電気さえあれば大抵のことができます。例えば、車で遠くに移動することも、照明を点灯させエアコンを動かし快適な室内空間を作りだすこともできます。つまり電気エネルギーは、数ある他のエネルギー源に比べて、最も汎用性の高い上質なエネルギー源だということです。しかし、常に受給バランスをとり続けなくてはいけない欠点を抱えており、この不便さを何とかして解決したいと考えていました。
 開発においては、それぞれの担当者の発想や創意工夫を提案できるチャンスが非常に多く、アイデアが認められれば、すぐに実行させてもらえる環境がそろっています。任された分だけ責任は重いですが、そのような自由闊達な雰囲気に驚かされました。
 
就職活動中の学生へのメッセージ
 「チャンスを最大限に活かそう」
 就職活動には、さまざまな企業の説明会やセミナーに参加することができる機会が広がっているので積極的に参加してほしいと思います。最初から知っている企業や限られた職種の中から固定観念やイメージによって選ぶよりは、さまざまな企業活動や事業内容を知り、職種毎の仕事内容を知った上で、それぞれの肌感覚に合った会社・職種を見つけてほしいと思います。
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